ステロイドのリバウンド期間(脱ステロイド期間)ってどれくらいでしょうか?
お医者さんから「ステロイドの長期使用による影響だよ。」と診断はしてもらったのはいいけれど、「いつ治るかは人それぞれだからね~。」との悲しいご回答をいただきました。
「この全身の赤みはいつひくのだろうか?」と思うのは全身に急激にアトピーの症状が出た人は誰しもが思うことの様な気がします。
この疑問をネットで調べてみましたので自分の勉強用にまとめました。
アトピーでない人の脱ステ期間
少し話はそれますが、アトピーで無い人がステロイドを使っていた際はどうなるのか?という話があります。
そもそも炎症も皮膚トラブルが起きていない人がステロイドは塗らないだろ?という意見もありそうですが、昔の化粧品にはステロイドが含まれているものがあり、ちょっとした社会問題となったみたいです。
結論としては、化粧品の使用を止めれば離脱時にリバウンドの様に悪化はするが一時的なもので通常の肌にもどる。ということみたいです。
通常の肌にもどれるのはアトピー等の皮膚トラブルが無いので、ステロイドの副作用があっても(使っていた影響という意味)一定期間で元に戻るのでしょうか。
一定期間には特に記載が無く、例の如く使用期間やステロイドの強さによって長さも比例して長くなり、個人差もあるようです
アトピーの人の脱ステ期間
皮膚トラブルをもってステロイドを中長期に使用した人の脱ステ期間はどうでしょうか?
結論から言うと、「0日~数年の長期」といったところになるかと思います。
長期に不定期でステロイドを使用していた人は止めても悪化しないケースもあれば、数カ月の比較的短い期間でも継続的に使用していれば全身悪化するケースも有る。
また個人によっても治る期間はまちまちで、一概には言えないみたいです。お医者さんもこれを言ってくれると患者さんは安心できると思いますが、言えない理由がありそうです。(後述)
脱ステで全身に紅潮等の症状がでてしたまった人では、治療に専念して治りが早い人で2ヶ月前後と短い一方で、治療に専念できず治りが悪い人だと数年になるのでしょうか。
大事なのは、強いステロイド×継続的使用期間の二つが強力であるのに比例して離脱の症状と離脱機関も長くなる傾向があるという点で、ここは抑えておく必要がありそうです。
私のケースだと、①ステロイドの使用期間は3年で継続使用期間が1年×②ステロイドの強さはMidiumのみでこれが効かなくなる。というレベルですので、浸出液がとめどなくでてとんでもないレベルにはならないかな?と考えております。
脱ステのリバウンド以降のアトピーが大問題
脱ステしてリバウンド症状(ステロイドによる一時的な大悪化)の症状が治まっても治っていないケースがあります。
なにかというと元々なっていたアトピーが酷くなってしまっているケースです。
アトピーが治らないからステロイドで抑えていた時期があるわけで、ステロイドは離脱できても元々のアトピーを完治させない限り症状は酷いケースがあります。
私の昔(8~11歳)のケースでいうと、
・8歳の初めに左腕の関節に小さな発疹
・8~9歳の1年間に小さな発疹に対してVERY STRONGのステロイドを継続使用
・最初はすぐに効いていたが、少しづつ効きが悪くなりアトピーが酷くなる
・ステロイドを止めて全身に急激な発疹ができ地獄の日々の幕開け
・9~10歳の1年間は浸出液と血まみれの日々
・10歳以降は全身にアトピーは残ったままに
・11歳の頃に転校で多湿地域(東南アジア)に移動して一気に改善
私のケースでいうと、当初は小さなアトピーがステロイドの使用を誤りだったのですが、結果として全身のアトピーとしてしまい残る形となりました。
お医者さんにこの話をしたところ、「その時にステロイドを使用していなければ大人になってアトピーにならなかったかも。」と言われ、自分でもこの時の使用が間違いであったとすごく思います。
ここ大事な点は、元々のアトピーが重症化しているのを治さなくてはリバウンド期間も何もないということです。
自分のアトピーとリバウンドの症状を見て、その後の治療がリバウンド期間やアトピー期間には大きく影響すると思いますので、期間を気にするよりも治療の質に着目する必要がありそうですね。